【カクヨムコン10短編】お前の命はこのあたしが、指先ひとつたりとも明日に届かせやしない。

この道を通らなければ。
この店に寄らなかったら。
あの人に逢わなかったなら。

そんな事を感じる瞬間、ありませんか？

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引っ込み思案で人見知りだった少女は、優しい記憶と豊かな愛情の欠片を胸に秘めながら、
とある事件をきっかけに憎しみを育て続けていた。

そんなある日。

美しく成人し、社会に身を書く術を身につけていった少女鏑木（かぶらぎ）チカは、とある偶然から自分が執拗に手掛かりを探していた事件の謎にたどり着く。

それは、偶然か、導きか、運命か。

正気の中の狂気と狂気の中の正気が今、一つに重なる。

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こんなお話です。

※このお話はフィクションです。実際の事件、地名、人名とは関係ありません。いつものマ猫の妄想とも言いますΣ(ﾟДﾟ)