恋人達はくだらない理由で、出会いと別れを繰り返す。

初めまして。読ませていただきました。

あの名前が出てきた瞬間嫌な予感はしていましたが……実際あれの名前で本気の喧嘩する人はどれほどいるのでしょうね

卵に関しても……

怒りを忘れた日本人、くだらないことに怒れるのはすばらしい。
男とケンカ別れした彩美、えらいぞと思っていたら
未練たらたらやないかーい！
くだらないことでケンカしたら、くだらない男なのだし、
くだらない関係だったのです。
ビールのつまみにもならない。
付き合わされる陽子はたまったものではありませんな。

いつもくだらないことで怒ってるって？
くだらない人間なのだから仕方ない。
九乃カナはくだらなさ80％でできています。
のこり20％は不純物。なんのこっちゃ。

大陸で生まれ暮らしてきた人たちは、人が良すぎると必ず漬け込まれるか騙されそうになるので、舐められないために強気な要求をして簡単には引かず、自分を強く見せることをします。
互いに引かなければ争いになると思いがちですが、そうでもないのです。

島国で生まれ暮らしてきた私たちは、少なくとも互いに尊重して分け合うことができるはず。

それでも本土は広いので様々な文化があり、大陸での価値観のように、舐められないよう強気な要求を出しては簡単には引かず、口論をして自分を強く見せるのです。

言い合いをして、ホントの争いを避けているのです。だから別れたりよりを戻したりができるのです。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（155文字）

KAC20227、お題は『出会いと別れ』。
お題単体で取ると、なんとなく重めの雰囲気を想像しがちですが、今回無月さんは、説明文でもくだらないことを強調済み。
まぁ、なんと言いますか……我々読者は外野なのですから、この二人の出会いと別れを、静かに見守っておくことにしましょうっ。
あ、最近笑いが足りていないと感じる方は、とってもおすすめやでっ！