このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(251文字)
化け猫屋敷からの、化けニャンコ屋敷。ニャンコになると一気にかわいくなりますな。ねこカフェ感があります。主人公は残業をしていて終電を逃してしまいました。ひどい会社ですな。やる気なくなります。そこまで言ってないか。よく眠れず、よく食べられず、疲れ果てています。半ば連れ込まれるようにしてやってきた旅館が、そう! 化けニャンコ屋敷なのでした。これはネコになるしかない。
化け猫屋敷。それは熊本の根子岳にあるとされるお屋敷で、そこにはたくさんの化け猫達が暮らしている。そしてそのお屋敷に人間が迷い込んだら、化け猫たちはおもてなしをするの。かわいいです。迷い込みたいですね。ヒロインの悩みも解消されてよかったです。面白い終わりです。
KAC20229、お題は『猫の手を借りた結果』。……こんなん無月さん独壇場のお題やん!!日々の社畜っぷりに疲れ果てている夏美ちゃん。終電も逃してしまい……もう、あかん…………。そんな絶望的な状況に現れた和装イケメン男子! え、なんかいきなり日本旅館へ連れてかれていっちゃうんですけどー!?『化け猫』って書くとちょっと怖いイメージでも、『化けニャンコ』って書くと途端にかわいらしいイメージに。まさに無月さんらしい化けニャンコお話。KAC2022に登場!
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