概要
ある男の死がもたらした僕の中の風穴を、埋めるだけの熱量を見つけた
烏滸がましくも私の妄想が生んだこの作品を、田原総一朗先生の米寿に添えさせて頂きます。
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- ★★★ Excellent!!!ジャーナリズムとは何か? 消えかかる炎が甦る☆
とある男の死に、自らのバイタリティも削られ、これからの生き様にマイナス思考だった総一朗。
その男は、言いたいことを言わずにはいられず、お世辞も言えない。問題発言も多く批判も浴びることが多かった。しかし、世間からは「ぶれない政治家」として稀有な存在だった。犬猿の仲にも見えた二人でも、根底の部分には似たようなイデオロギーが存在し、言葉で交わさずとも互いを認め合ったところはあったと思う。そんな男が世を去った。熱量を失った原子力は再稼働が難しいのと同じ。意気消沈の総一朗がマイナス思考になるのも当然のことと言えよう。
しかし、そこへ強烈に灯を焚きつける一陣の風が吹いたらどうなるだろうか?
唯一無二…続きを読む