幼狼なれど侮れず

本作は魔法が存在する異世界を舞台として、時代に翻弄されながらも剣を頼りに生きる少年の姿を描いた物語です。

戦乱により荒れ果てた故郷を離れ、一人旅を続ける主人公は、魔物の群れに襲われていたところを二人組の傭兵に助けられます。
その出会いが少年の運命を大きく変えていくことになるのでした。

未だ狼にはほど遠く、あどけなさを残す少年は如何にして大帝国の将軍となり得たのか、作者の別作品のキャラクターの幼年期にあたる作品であり、両方ともお薦めです。