限界集落での生活とは?

 タイトルにある通り、限界集落に住む老夫婦が、キツネとタヌキとパンを焼く話です。
 シンプルで、ほっこりするような話で、会話もテンポが良くて面白いのですが、パンを焼いている間の会話から、その地で暮らすことへの苦労が時折語られます。

 もちろんそれだけでなく、キツネとタヌキの可愛らしい部分もあれば、老夫婦の若かりしころの話などもあるので、読んだ人によって捉え方が違ってくるのではないでしょうか。
 短いお話ですが、色々な視点から楽しめる作品です。
 気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。