概要
え、むしろ婚約破棄してくれてありがとうございます
男爵令嬢カロリーヌは不安を感じていた。幼い頃からの許嫁である公爵家三男ブロワーズの自身に対する態度があまりにも冷たいからである。さらに、ブロワーズは別の男爵令嬢ジョジョゼと良い仲だという噂まで聞こえてきていた。
「なんとしてもこの婚約を成功させないと。お父様に顔向けが出来ない……」
カロリーヌはブロワーズに対する愛こそ無いが、家同士を繋がなければならないという自身にかかる重圧を感じながら必死に努力していた。
それでもその努力が実らないまま、とうとう学園の卒業パーティの日を迎えることになった。その日、事件は起こった。
※完結済。全話書けているので、1話ずつ投稿します。(全4話)
「なんとしてもこの婚約を成功させないと。お父様に顔向けが出来ない……」
カロリーヌはブロワーズに対する愛こそ無いが、家同士を繋がなければならないという自身にかかる重圧を感じながら必死に努力していた。
それでもその努力が実らないまま、とうとう学園の卒業パーティの日を迎えることになった。その日、事件は起こった。
※完結済。全話書けているので、1話ずつ投稿します。(全4話)
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