第3話
始まりは、化学室へ忘れ物を取りに行った時から。
普段から私はどこか抜けてるけど、この時ばかりは自分のぼんやりとした性格を呪った。
だって全ては、小宮くんの思惑通りだったのだから。
私の瞳に映るあなた ソラノ ヒナ @soranohina
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