10
「あなたって人は…
あなたって人は、最後まで…」
ーイベリス。その花言葉は、初恋の思い出を示し
ー金木犀。その花言葉は、初恋を表す。
『雅俊君、私、あなたに貰うなら、金木犀の花が良いわ』
砂糖菓子のような甘さと
優しくも、秋の存在を確かに感じさせる、二つの香りが、
もう二度と、聴くことの出来ない、あの人の声と共に、
私の心の中で、
今も尚、揺蕩っている。
初恋、花送り 木瓜 @moka5296
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます