第36話 真っ赤な嘘と不浄の地と呪い
とある場所が急に気になり調べてみた
というのはその昔学校近くに大きな橋がかかっていてその橋の下り坂カーブ付近でバイク事故があり、その下でも●人事件があった
この土地がどういうものなのか調べていたのだ
信じられない話かもしれないが、例えば戦争中に大勢の方の命を奪った海岸がのちにまったく同じ日に大勢の生徒が水泳の授業中に波に攫われ死傷者を出した事件もある
不浄という言葉には穢れている、あるいは処理されていないという意味があるがそういった場所には不浄の霊も住み着くようだ
前に不法投棄の現場の写真を撮ったら非常に吐き気をもよおし体中怠くなって動けなくなった
話が戻るが橋の下の事件ではSNSなどで嘘が拡散されてその被害者は狙われたようだ
しかも亡くなったあとも誹謗中傷が続いたという
それも真っ赤な嘘なのに…。
実は土地柄とでも言いましょうか、地元ではそういう嘘やデマを信じる若者が非常に多い
あとは意識的に洗脳(マインドコントロール)をかける人間も少なからずいる
このマインドコントロールをかけてる人間の犯人像は容易に推定できる
大概は妬みの感情が強い人間、かわいそうな事に彼らは人を呪わば穴二つを理解してないようだ
人を呪い、災いが起こるよう仕向ければ己の墓穴を掘るのだ
あまりにリアルで多くは書けないが妬み恨みの感情が凄すぎて身体に重大な障害を持つようになった者もいる
彼らもまた不浄な感情を持ち、浮かばれないのだ。
あぶない探偵(オカルト探偵日誌) 早乙女涼子 @donguri7
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