第62話 勝利じゃなくていい

 皆さま、おはようございます。カクヨムコンの応募規定が発表されましたね。部門が10ってめちゃくちゃ増えててわたしどれで参加しようか迷ってます。今書いてるSFが順調にいけば出したいとも思うのですが、ホラーも捨てがたい。と、思ってさわりだけ書いたんですが文章が崩れててイマイチ雰囲気が出なかった。ラフな文章に慣れ切っていることとリアル読書が不足しているからだと思われます。体が足りない。分裂したいですね、スライムみたいに……



       ◇



 さて、SF執筆のお話です。執筆の方はちょっと小休止しています。というのも書きながら生物学の教科書を読んでいると、「あ、このネタ入れたいな。アレも入れたい」となりまして。アイデアが連鎖式にくるので今書くときっとあとから直したい思う個所ががいっぱい出てきそうなのでとりあえず先にアイデアだけ書き溜めて、勉強を先にやってしまおうと計画しています。YouTubeにはいっぱい先生がいるからいいですね。わたしも学生のときにこんなん欲しかったわって思ってます。


 前回の更新のときにジュラシックパークを全話視聴したと話しましたけれども、そこでふつふつと感じたことがありまして、自分の作品にも生かせるんじゃないかと思ったんですが。はい、そこでタイトルコールです『勝利じゃなくていい』。


 これってどういうことかといいますと、ジュラシックパークってラスト人間側の勝利じゃないんですね。たくさんの犠牲を出しながらなんとか主人公たちが生き延びられて終わる。まあ、敗北ですよ。雄大な自然を前に人間はなす術もないんです。なのに気分は爽快、ああ大自然ってすごいやと迎えるラストは圧巻です。


 視聴していてふと、あ、わたしがやりたいのこれではないかなと思ったんです。わたしの作品を読んでくださった方はご存じかもしれませんがあんまりハッピーエンドにこだわってはいません。基本バッドエンドでもグッドエンドでもいいんじゃないかって思ってるから。作品にはそれぞれの答えがありますよね。そのたった一つの答えを導き出すことが作者のすべきことじゃないかって思ってます。


 ということで現在はいろんな終わり方を含めつつラストの構想を練っています。間は考えないのって思われたでしょう。わたしは大体ラストに向かって書いていくんですよ。だからラストはどうしても初めに決めなくちゃならない。

 ラストのための作品作りを(by中島諭宇樹先生)圧巻ね、圧巻。言うは易く行うは難し。コレ今作のテーマです。出来るかしら。

 創作の秋ですからガンガン書いていきたいです。カクヨム、カクヨム!

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へなちょこエッセイ! 奥森 蛍 @whiterabbits

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