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概要
泥にまみれようが、餓死しかけようが、忘れることの出来ない戦場の罪
太平洋戦争の激戦地グアムで戦う日本兵・河村省吾らは蟹を捕まえ、ひと時の休息を味わっていた。敗戦後、川崎は捕虜生活を経て日本に復員したが、家も仕事も失い餓死しかけていた時、ヤクザの世話になっている小僧を助けたことがきっかけで、ヤミ市の一員となる。その生活の中、かつての戦友からもたらされた一報で呼び起こされる記憶。彼は自分の過去と向き合うことを選んだ。
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