その女、マリア・テレジア――史上、燦然と輝く女帝にして、「欧州の祖母」

マリーアントワネットの母であり、「欧州の祖母」といわれる女性がいます。
その名はマリア・テレジア――オーストリア、ハプスブルク帝国の女帝。
その数奇な人生は、異国のためか、この国ではあまり知られていません。

そんな人に転生してしまったら、どうしよう!?

――というのが、このお話です(強引ですみません^^;

実際には主人公の言葉や地の文で「どうなっているか」「これからどうなるか」が触れられていますので、そう堅くならずに、構えずに読めます。
そして楽しいです。

歴史ファンとしては、やがては「欧州の祖母」として、ヴィクトリア女王(ホームズの時代の英国女王)、アリエノール・ダキテーヌ(リチャード獅子心王の母)と並び称せられる女帝に、主人公がどう「成って」ゆくのか、あるいは越えていくのか、その辺りが楽しみですね。

ちなみにその「転生した人」というのが、作者様の別の作品の人というのが面白いです(その別の作品を見てなくても大丈夫です)。

ぜひ、ご一読を。

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