概要
辺境が何処における辺境なのかご存じ?
59000PVありがとうございます。
辺境伯令嬢バルバラ・ザクセットは、第一王子セインの誕生パーティの場で婚約破棄を言い渡された。
だがその途端周囲がざわめき、空気が変わる。
父王も王妃も絶望にへたりこみ、セインの母第三側妃は彼の頬を打ち叱責した後、毒をもって自害する。
そしてバルバラは皇帝の代理人として、パーティ自体をチェイルト王家自体に対する裁判の場に変えるのだった。
番外編1……裁判となった事件の裏側を、その首謀者三人のうちの一人カイシャル・セルーメ視点であちこち移動しながら30年くらいのスパンで描いています。シリアス。
番外編2……マリウラ視点のその後。もう絶対に関わりにならないと思っていたはずの人々が何故か自分のところに相談しにやってくるという。お気楽話。
*カテゴリが恋愛にして
辺境伯令嬢バルバラ・ザクセットは、第一王子セインの誕生パーティの場で婚約破棄を言い渡された。
だがその途端周囲がざわめき、空気が変わる。
父王も王妃も絶望にへたりこみ、セインの母第三側妃は彼の頬を打ち叱責した後、毒をもって自害する。
そしてバルバラは皇帝の代理人として、パーティ自体をチェイルト王家自体に対する裁判の場に変えるのだった。
番外編1……裁判となった事件の裏側を、その首謀者三人のうちの一人カイシャル・セルーメ視点であちこち移動しながら30年くらいのスパンで描いています。シリアス。
番外編2……マリウラ視点のその後。もう絶対に関わりにならないと思っていたはずの人々が何故か自分のところに相談しにやってくるという。お気楽話。
*カテゴリが恋愛にして
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あとがきのあるところまで読んでほしいミステリ的作品
まず最初に、このお話のキーワードは「チェス」ないし「将棋」ではありますが、読み進めるほど、くるくる裏返る「オセロ」や、点が線となり境界や陣地を成す「囲碁」が脳裏を過りました。
「公としての第三者」、「企みの当事者」、そして「その調査に当たる人間」の3つの視点で語られる事件の盤面はそれこそ、きっと……ええ、ええ、これについてはここでお口にチャックをしておきましょう。
そして、その3つの視点に、さらに+αとも言えるマリウラさん視点のお話があることによって、その企みがなければ生まれなかっただろう光が見えることで、読後感が実に悲しく、寂しくも爽やかに思います。
何はともあれ、現(2022/04/0…続きを読む