通常ラブコメ小説となると大体の場合、最後に主人公とヒロインが結ばれることが多い印象を私は持っていますが、あえて二人が結ばれはせず、あくまでもこの二人の真意を伝えあわない絶妙な距離感をオチとして持ってきたのが現実の学生時代の恋愛を彷彿とさせ、とても面白かったです。
図書室の静寂が二人の心の距離を縮める――『図書室のエラトー』は、そのような物語である。読書を通じて出会った詩織と宇佐美が交わす「文学」にまつわる対話は、まるで純粋な心が紡ぎ出す詩のように響く。…続きを読む
サッカー部の彼の遠回しの告白の仕方が個人的には大好きでした。 是非ご一読を。
図書室のミューズ牟佐 詩織(むさ しおり)とサッカー部エース宇佐美 武(うさみ たけし)のほのかな想いを見守る、そんな物語です。放課後の図書室の空気感とどこかもどかしくも心地よい二人の関係性が素敵…続きを読む
1人1作品優しくコメントする企画の主催者のMegです。この度は企画に参加いただきありがとうございました。全体を読んで、穏やかで優しい作品だなと思い、心がほっこりしました!まずタイトルがいいです…続きを読む
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