ロスト・マインド　

ある日、人間の自我を失った存在が現れた
その名はロスト・マインド
人の心が限界を越えた時に迎える最後の到達点と言われている。様々な精神的負荷が原因となり変化し、その姿は歪で限りなく人の形から離れていた。そして極めて危険な力も持ち合わせていた。

最初のロスト・マインドは人類に牙を向けて襲いかかった。人類は抵抗し、長い戦いの末に辛くも勝利を掴むことが出来た。だが待っていたのは誰もが望んでいた平和などではなかった。

長い戦いの中で疲れ切った人々の中からは新たなロスト・マインドが現れたのだ。新たな火種が生み出されただけであった。混乱と狂気の始まりは休む間もなく再び訪れた。

だが、同時に発見もあった。偶然にもロスト・マインドから抽出できる脳髄からは未知のエネルギー源が発見され、人類は新たな可能性…続きを読む