ある日突然カクヨム月間総合ランキング一位を獲った筆者が伝えたい事
ミポリオン
ほんの少し人生が変わるかもしれないご提案
はじめまして。
カクヨムをメインに小説を連載をしているミポリオンと申します。
まず初めにこちらで記載している内容はあくまで私個人の見解であり、その内容によってどのような不利益を被ったとしても責任を負う物ではないことを予めご了承ください。
昨今、ツイッターなどのSNSで小説の創作論や、ラノベの歴史などからみるラノベの現状などを教えてくれる凄い方々が見受けられますが、私はそのような深い知識は持ち合わせておりませんので、とてもシンプルなご提案をさせていただきたいと思います。
結論から言いますと、
あなたもウェブ小説を連載してみませんか?
ということです。
特にカクヨムでの連載は夢に溢れているのでぜひ挑戦していただきたいなと思っております。
お前みたいなどこの馬の骨とも知らない奴にそんなことを言われても知らん、という方もいらっしゃると思いますので軽く自己紹介させていただきます。
私は現在4つの作品(この記事の執筆当時)を公開しておりますが、下記の二作品に置いて、日間、週間、月間総合ランキング一位を獲得した人間です。
『おっさんと超古代文明〜言語理解スキルで遺跡の暗号を解いた俺は圧倒的過ぎる力を手にいれた〜』
https://kakuyomu.jp/works/16816452219424628496
『高校デビューに失敗した無能探索者は人間を極める~レベルもスキルも能力値もない俺に何故か美少女が次々と近づいてくる件~』
https://kakuyomu.jp/works/16816700428122245881
それだけ聞くと、さぞかし沢山の作品を書いてきたのだろうとか、元々実績があったのだろうと思われるかもしれません。
しかし、私が執筆に当てていたのは二〇二二年一月現在。大体一年半程度。それこそ『おっさんと超古代文明』を出した時は全て合計しても一年も書いていませんでしたし、小説を書くために何か特別な勉強をしたこともありません。
書き始めこそ六、七年ほど前になりますが、三ヶ月で飽きてしまい、それから二、三年は絵を描くことにハマって一切小説は書いていませんでした。
その後、絵を描くのにも少し飽きるようになって、たまに書くようになりましたが、三カ月か半年に一本程度作品を書けばいい程度だったんです。しかも全て更新が止まっております(笑)
そんな私が本格的に書くようになったのは、二〇二一年四月にカクヨムで連載を始めた『おっさんと超古代文明』がランキング日間週間月間総合一位を獲得したという出来事があったからです。
急速に伸びた自分の作品はあっという間にフォロワー一万人を超えました。それだけの人に読まれていると思うと、やはり書こうという気持ちになるので、現在九カ月程毎日更新を続けております。
もし伸びていなければ、十万文字行くか行かないかで更新が止まっていたことでしょう。それは初めて連載をした『どん底引きこもりニートは最強装備"家"を外せない』とその次に連載した『微生物転生~弱点を克服して最強に成り上がる~』から明らかかと思います。
更新が止まっている『微生物転生~弱点を克服して最強に成り上がる~』と『どん底引きこもりニートは最強装備"家"を外せない』という二つの作品も、今でこそ星やフォロワーが付いていますが、『おっさんと超古代文明』を出す前はそれこそ、星は10とか20とか程度。フォロワーも数十。作者フォロワーなんて十人いるかいないか。
なろうやアルファポリスでも連載したことはありましたが、最大でも評価ポイントが数百くらいだったと思います。
実績なんて全くありませんでした。
そんな状態だと楽しくないので続かないんですよね。実際『おっさんと超古代文明』を出したのは前作が更新が止まって九とか十か月後くらいだったはずです。もしかしたら途中で一度くらい更新したかもしれませんが。
全然読まれなくて更新が止まってしまう、というのは身に覚えがある方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、そんな自分の作品が伸びた時に変えたことはそれほどありません。あくまで流行りに乗って自分が好きなように作品を書いただけです。
もちろんカクヨムにおいてタイトルとキャッチコピー、どちらも非常に大切になるので、そこはきちんと考えてから公開必要があります。
もしタイトルとキャッチコピーの作り方が分からなければカクヨムのサイトのランキング画面に行って、上位の作品をパッと見てこの作品のタイトルとキャッチコピーなら読みたいな、という作品があれば、それに倣ってタイトルとキャッチコピーを考えてみるのが一番の近道かと思います。
たったそれだけでしたが、気づけば日間週間月間総合ランキング一位になっていました。
何を言いたいかというと、
・カクヨムでは全く実績がなくてもランキング上位にいける可能性が十分にあるということ。
・作品を出し続けていれば、どれかの作品がランキング上位に行ける可能性があること。
この二つです。
だから、ぜひカクヨムで小説を書いて投稿していただきたいと思いました。
もちろんweb小説として最低限の体裁と読みやすさは必要かと思いますので、多少の勉強は必要かもしれません。勉強と言ってもランキング上位の作品をいくつか読んでweb小説の書き方のようなものを掴めたらそれでいいのではないかと思います。
そしてそれ以上にカクヨムで小説を書いてみてほしい理由が二つあります。
一つ目は連載するだけで報酬がもらえる、ということです。
カクヨムではリワードプログラム、というものをやっていて、どういうものかというと、簡単に言えば自分の小説が読まれた数に応じて報酬―以後リワードと呼びます―がもらえる、というプログラムになります。(小説を公開する前に、設定画面にて広告を表示するという設定が必要です)
それならアルファポリスでもいいのでは?
という方もいらっしゃる方もいるかもしれません。
ただ、アルファポリスはサイトの仕様上、連載開始から二週間~三週間程度でその作品の人気が決まると言っても過言ではありません。
アルファポリスにはHOTランキングというものがありまして、連載開始から一カ月だけ乗ることができるランキングがあるんですが、ここに乗ると劇的に24時間ポイントというポイントが伸びて、そのポイントが収益に繋がります。
しかし、HOTランキングはすぐに新しい作品が上がってくるので上位を維持し続けることが非常に難しいです。
そして一カ月すれば、HOTランキングから除外され、新規の読者の流入が激減するので、一つの作品で長く稼ぎ続けるというのが難しくなります。
そのため新作をかなり速いペースで出していかないと、継続して報酬を得るのが難しいのがアルファポリスというサイトの特徴だと言えます。
もちろん最初の二週間で一万以上のブックマークなどを獲得できればその限りではないかと思います。
それと、作品を短いスパンで書いて公開できるという方であれば、カクヨムよりもむしろアルファポリスで連載していただいた方がいいかもしれません。
私はカクヨムで連載していた作品を転載してHOTランキング一位になりまして、ブックマークが四千弱くらいまで増えましたが、一カ月が過ぎてHOTランキングから落ちてしまうと、毎日更新して月千円~二千円くらいでした。
作品を短い間隔で出し続けていく力が自分にはなかったので、アルファポリスで連載をし続けることは断念しました。
しかし、こちら私の経験則で申し訳ないのですが、カクヨムの場合、日間週間月間の総合ランキング一位の作品を運よく書くことが出来ると、毎日連載を続けている限り、少なくとも数万円分のリワードが毎月入ってくるようになります。
毎月数万円あれば勉強したい本や見てみたい映画など、様々なことにお金をつかえるようになりますよね?生活が苦しいという人も楽になるはずです。(もちろん利益によっては確定申告が必要になります)
生活が楽になればより小説が書きやすい環境が整いますし、本などを読めば新しい知識やネタが生まれる可能性があります。
また、カクヨムには作者フォローという機能がありまして、作品をフォロー(ブクマ)するのとは別に、作者自身をフォローするという機能になります。
こちらの機能が何かと言いますと、作者自身をフォローすることで、その作者が既存の作品を更新したり、新作小説をした時にフォローしている人に対して通知が行くようになります。
この作者フォローですが、ランキングに乗るとかなり増えます。自分は『おっさんと超古代文明』だけで五百人以上の作者フォロワーが増えました。
つまりここで言いたいことは、新作を出した時に、それだけの人数がすでに読んでくれる可能性が高い状態を作ることが出来ると言うことです。そうなれば、最初からブクマや評価をしてもらいやすくなります。
評価されやすくなるということはランキングに乗りやすくなると言うことです。
そして、次の作品がまたランキング上位に入れば、二つの作品の収入が重なってより生活が楽に、豊かになります。そのサイクルを回すことが出来れば、とてもいい循環になるでしょう。
特にアルバイトが難しい学生さんや給料の少ない職業についている方などに非常にありがたい存在になるのではないでしょうか。
これがカクヨムをお勧めする理由のひとつ目です。
二つ目は今カクヨムが盛り上がっていてコンテストが熱い、ということです。
少し前まではWeb小説と言えば、『小説家になろう』というサイトが一番有名でしたが、カクヨムの母体であるKADOKAWAの力によって、ここ数年でカクヨムもかなり認知度を上げてきましたし、書籍化作品やアニメ化作品も増えてきました。
https://kakuyomu.jp/info/entry/2021_publication
それに、先程少し述べたように実績のない人でもランキングに食い込むことが出来る土壌があるというのがとても重要です。さらに、そんな土壌がある上で、コンテストで書籍化する作品がかなり多いという事実があります。
カクヨムでは毎年『カクヨムコンテスト』というカクヨムが主催する小説賞が開催されています。そこでは大賞の他に特別賞や漫画賞など、書籍化につながる賞で取り上げられた作品が二〇二一年当時は非常に多かったのです。確か三十作品以上はあったかと思います。
https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_006
つまりそれだけ実績のない無名な人でもチャンスがあるということです。
カクヨムで作成した小説の設定画面でコンテストに参加するように選択するだけなので物凄く簡単に応募できます。こんなに簡単なのに参加しない手はないかと思います。特に落ちたからといって何か不利益があるわけでもありません。
むしろコンテストに参加した作品でも当然PVに応じてリワードをもらうことが出来るので、落ちたとしても最低限その作品のリワードを確保することができ、全く無駄になると言うことがないというのもいいところだと思います。
もちろんコンテスト以外で直接書籍化の打診が来ることもあります。
以上が、二つ目の理由です。
カクヨムで小説を書いてみてほしい二つの理由をより簡潔に分解してまとめますと、
・連載するだけで自作小説を読んでもらった数に応じてリワードという報酬を貰える仕組みがある。
・実績なしの無名な人間でもランキングに乗ることができる土壌がある。
・コンテストで賞に選ばれて書籍化する可能性が結構高い(直接の打診もある)
・ランキングに乗れば一つの作品で長く毎月数千円~数万円程度の収入に繋げられる。
・書籍化やコンテストの賞に選ばれなくてもリワードを確保できる。
という点になります。
あれ?五つになってしまいましたね(笑)
ただ、一点注意点があります。
それは人気が出て読まれる数が劇的に増えるジャンルが偏っている、という点です。
基本的にカクヨムに限らず、web小説ではファンタジーとラブコメ、恋愛などがとても人気なので、それ以外の作品だと中々評価されにくく、たとえジャンルの中で評価されたとしても、全体の中では読まれる数はそれほど多くはない、と言うことがあり得ますのでご注意いただければと思います。
カクヨムで小説を連載していただきたい理由は以上になりますが、ここまで読んできていかがでしょうか?
小説を書いてみたくなりませんか?
もちろんランキングに乗るのはとても大変なことだと思います。しかし、作品を出し続ける限り可能性はゼロではありませんし、宝くじを買って当てるよりは余程分の良い賭けだと思います。
その上さらに、二〇二二年二月に、所謂投げ銭という機能に近いものもカクヨムに実装予定となっております。こちらはどの程度盛り上がるかどうか分かりませんが、ランキングに入るような作品を書いているユーザーであれば、投げ銭してもらえる可能性もゼロではありません。
https://kakuyomu.jp/info/entry/klp_2nd_project
投げ銭機能が実装されれば収益が増える可能性が増えるので、さらに夢が広がります。
ただし、今まで述べてきた内容は今現在の話です。これが一年後、二年後もそうだとは限りません。
一年経ったら、『小説家になろう』のようにランキング上位に上るのが凄く難しくなっているかもしれませんし、自分が書きたいと思っていた内容が既に廃れてしまっているかもしません。
そうなってから書き始めては遅いのです。
今カクヨムが盛り上がっているうちに沢山作品を出して、作者フォローを増やしておけば、仮に一年後二年後にそうなっていたとしても作品を評価してもらいやすい土壌が出来上がっているので、一定以上のリワードを得ることは問題なくできると思います。
今のうちに動いて将来のために評価されやすい状況を作っておく、と言うのが物凄く大切になってきます。
なので、ぜひ今このチャンスに乗って、カクヨムで小説を書いて投稿してみてはいかがでしょうか。
そうすればあなたの未来が少しだけ変わるかもしれません。もちろん変わらないかもしれません。
ただ、少なくとも私は連載をすることで生活が変わりました。
好きなことをしてお金を稼ぐことが出来るようになりました。
この話を読んでいるあなたがそうなる事を私がお約束することはできませんが、やってみる価値はあるのではないかと思います。
それでは、あなたの執筆ライフに幸多からんことを祈って、ここで話を閉じさせていただきます。
もしこの話を読んで、
書籍化した!!
滅茶苦茶リワードを貰った!!
という方で気が向いた方がいらっしゃれば、ぜひ酒でも送ってやってください。
筆者大喜びします(笑)
それではまたどこかで!!
ある日突然カクヨム月間総合ランキング一位を獲った筆者が伝えたい事 ミポリオン @miporion
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