前作必見!怒涛のドラマチックシネマ小説

この作品は「交差点に舞う風」の続編になります。更に前前作は「交差点で見た色」です。

今作は、そんな交差点シリーズの集大成と言っても過言ではない作品に仕上がっていると感じます。

前回、前前回の映画のようなドラマチックな会話はそのままに、今まで以上に情景描写にこだわった今作は、「地文」「情景描写」「会話文」のバランスがとても良く、読みやすく、更にストーリーの展開も、難題に次ぐ難題が主人公を襲い、読者を飽きさせない工夫が詰まっています。

もし読もうと思っている方がいましたら、前作「交差点に咲く風」、できれば前前作の「交差点に咲く色」から読まれる事をオススメします。

シネマのような「交差点シリーズ」を皆さんもご堪能してみて下さい。