警報
あの子が亡くなったのを知ったのは
死亡日から3日目の事だった。
そんな訳ないと思ったけれど
彼は首をかき切って死んだという。
自殺であったと。
私はそこまで彼と親しくはなかった。
それなのに私は泣いていた。
彼を供養しようと彼の家に行く途中
謎の紙切れが落ちていた。
それは丸められたゴミのようだったけど。
なんだか放っておけなくなった私は
それを開いてみることにした。
すると紙切れが綺麗な光を放っていた。
怖くなった私はすぐにそれを投げ捨てた。
その中に彼が居るような雰囲気がしたけれど。
彼の家に到着した。
彼の階段の真ん中辺りに
溶けかけたナメクジが横たわっていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます