お礼とあとがき

偽教授さんが結末を書いてくださいました。

二人の迎えた結末はこちらからどうぞ。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054893829031/episodes/16816927860343296792


【お礼とあとがき】

※以下は、Story-5をお読みになってからお読みください。


 この度は、楽しい企画に参加させてくださってありがとうございました!

 偽教授さんからは『素直な返球』と称して頂きました、『注文の多い料理店』を下敷きにした今作です。

 あとタイトルでお分かりの方もいらっしゃるかと思いますが、『ヘンゼルとグレーテル(Hänsel und Gretel)』も題材にしています。

 ドイツ語で名前につける「~el 」は「~ちゃん」のニュアンスだと、その昔、何かで見かけたので、「el 」を取って二人の名前はハンスとグレーテにしました。

 森に捨てられた兄妹が家と食料を見つけるという点で使い勝手が良いかなと思い、そのような設定にしました。


 偽教授さんからの返球であるStory-3を読みまして、『飯テロを封じられた……!』と頭を抱え、『いやこれ人の文化をよく分かってない人外が完全にやらかしてるな?』とは思ったのですが、コメンタリーにあるように「地球外の知性体が、形ばかり人間のすることを真似したばっかりにおかしな結果になっている」というところまでは思い至らず、『なんだろう、内臓の味つけ……?』と解釈してStory-4を返球した次第です。柔軟な発想が出来なかったのは反省点です。


 Story-5では、二人が魔王になってる!? と驚いたのですが、最終的に大変めでたしめでたしな人情味のある温かい結末になっていて、ほっこりしながら読みました。

 割と私の普段の作風に寄せてくださったのかな……? と思い(全然違うかもしれませんが)、少し嬉しかったです。

 また、変化が獅子なのは元ネタの『注文の多い料理店』が山猫が化けてるところからネコ科にしてくださったのかなとも思いました。

 本当にギリギリでの提出だったのに、素敵な結末にして下さってありがとうございました!

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ハンスとグレーテ、もしくは準備の良い森の城 佐倉島こみかん @sanagi_iganas

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