どこへも行けないわたしを慰めてくれる小説

渡る
その言葉をどんなに憧れてきたことか

一度は海を渡ったわたしが、今は四方を緩やかな壁面で囲まれてどこへも渡れない

行くとしたら地中か
それとも上空か

病気や
環境や
さまざまな境遇によってその場を一歩も動けない方達をも慰めてくれる小説です

動けないからこそ小説を書くことによって「渡ろう」として渡れないわたしをも慰めていただきました

お勧めいたします

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