ロマンスは操縦席シートで(文字通り)

異世界転生?した彼女が油圧シャベルになっていた
その発想だけでも凄いのだが、真に凄いのは後編の冒頭。
彼女の心情を軸に書かれるその一連の行為はまさにロマンスシーン。
小説という媒体だからこそ可能な、
文章だけゆえの勝手に想像させる官能を味わえる。
乗車(文字通り)という行為は、これほどにエロティックだったとは。

恐るべき脱法ロマンス小説である。

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