東京編の鮮烈な魅力

すでに書籍化がなされている『死者殺しのメメント・モリア』
書籍ではモリアの旅は完結していませんでした。
カクヨムで拝読することができる『東京編』はいままでにない魅力を持っています。
現代の東京という圧倒的リアリティをもって、ふたたびモリアとシヤンに出会うことができて読者として幸せでした。
東京の闇を鮮烈に描いており、だからといってモリアとシヤンは闇にのまれることなく旅は一区切りを迎えます。
結末で描かれた新たな伏線が新しいストーリーを予感させます。
続編に期待大です！