青春っていいなあ

吃音症を抱える主人公がヒロインに出会い、その日常が少しずつ色づいていく物語。2人を中心とする登場人物たちの掛け合いや、絵と音楽を通じて少しずつ前向きになっていく主人公。それら一つ一つが鮮やかに描かれていて、思わず「ああ、青春っていいな〜!」と感じてしまいました。
幼馴染に欲しくなる(?)ヒロイン、琴葉との、名前の無い関係性も推さずにはいられません。そして、最後に待ち受ける展開。その読後感はまさに、言葉ごときでは語れません。読んでよかったなと思える作品です。