身に余る『力』を持って。

ある日突然、不条理なほどの力を手に入れてしまったら。
この物語はまさに、その「もしも」を体現した話です。
突然の事故。手に入れた力。向けられる好奇の目。
この世の不条理を右から左まで全部集めたような苦悩に、主人公は何を思うのか。
登場人物一人一人の心情が鮮烈に描写されていて、抜群の臨場感は読者を圧倒するほど。
次の展開から目が離せない衝撃作です。