パラダイムシフト

作者 藍豆

24

8人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

未来は不安?
資源の枯渇や環境破壊。少子化や財政破綻。未知なる脅威も起こるかもしれない。

それとも未来が楽しみ?
新たな技術に便利なコンテンツ。成熟した人間たちによる幸せに満ちた世界。

多分、新たな時代は両方が待っていると思いますよ。
だから古いものを大切にしながら、便利なものを取り入れて。
だってそれを作るのはあなたなんだから。


少し先の未来のお話。
そこで繰り広げられる論法に触れることで、きっと皆さんも少しだけ意識の変化が訪れることでしょう。

★★★ Excellent!!!

去年の価値観が今年は通用しないような時代に、我々は生きている。
30年後の未来がどうなっているかなど、想像するのは不可能に近い。
その”30年後”、「2050年」がこの物語の主題だ。
一人で暮らす男と公務員の女、登場人物は二人だけ。
「生涯未婚」「ベーシックインカム」……聞き覚えのある言葉が登場し、二人が議論をかわす。
何が正しく、何が間違っているか、大切なのはそこじゃない。
これからの世界を「どう考え」「どう生きる」のか、答えは一人ひとりの思考の中にある。
いろんな問題に新しい視点を持たせてくれるーーーそんな魅力が、この作品にはある。

★★★ Excellent!!!

この作品を一言で表すなら。
『社会通念、イデオロギーへの誘い』
こう、私は陳述しよう。


舞台は、今からたった30年後にして、大きく様相を変えた2050年の日本。

物語は、登場人物の対話によって綴られていく。
そこで表現されるものは『価値観の脆弱さ』だ。


私たちの持つ価値観というのは、一体何を基にして成り立っているのだろうか。

「豚は嫌いだから食べられないの」
「豚は宗教上の理由で食べられないの」

前者なら、あなたは豚を食べろと勧めるだろう。でも後者なら? 


私たちの持つ価値観は、本当に私たちのものなのだろうか。

近年ではメディアリテラシーというものが叫ばれているが、メディアだけではない。
何かを介した情報は、必ず何かしらの価値観を通じている。

なら、『私たちの価値観』ってなんだろう?


この作品からヒントを得て、是非考えてみて欲しい。

★★★ Excellent!!!

今の、これから起こり得る問題についての物語。

あり得そうな時代の中で、古き良き、という時代と、これからの未来の時代の転換について、近未来を舞台として考えさせられるお話でした。

これから先の未来をどう考えていくか。
皆さんも読んでみて考えてみてはいかが?

とはいったものの、恐らくは、読んだ方々によって感じ方は変わるはず。

あくまで私個人の考えとして、頭を空っぽにして、読みながら考えてみるといいかも。