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概要
何処かへ行きたかった
「羽は堕ちる」
つきは輝く。
きみは笑う。
彩られては|廻《まわ》る世界。
変わりない日々の中。
わたしはひとり。
遠くへ生きたいと翔ぶ。
ほしは瞬く。
きみは泣く。
荒れた地、血を眺めながら。
ぼくはひとり。
遠くへ|逝《い》きたいと翔ぶ。
変わって居たのは。
どちらなのだろう。
翔ぶ。
翔ぶ。
遠くへ。
いきたいと願いながら。
翔ぶ。
あいたいと願いながら。
知らずの内に、羽が。
水時計が堕ちた。
つきは輝く。
きみは笑う。
彩られては|廻《まわ》る世界。
変わりない日々の中。
わたしはひとり。
遠くへ生きたいと翔ぶ。
ほしは瞬く。
きみは泣く。
荒れた地、血を眺めながら。
ぼくはひとり。
遠くへ|逝《い》きたいと翔ぶ。
変わって居たのは。
どちらなのだろう。
翔ぶ。
翔ぶ。
遠くへ。
いきたいと願いながら。
翔ぶ。
あいたいと願いながら。
知らずの内に、羽が。
水時計が堕ちた。
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