―生霊探し―

あとがき

　「―生霊探し―」を最後まで読んで頂きありがとうございました。

たくさんのコメント、星、レビューを頂き、とても励みになりました。

本当にありがとうございましたm(_ _)m

　―生霊探し―は十月の上旬に書き始めまして、私にとっては初めて十万字を超える長編ホラー作品となりました。

　今回、私が生霊を物語に入れようと思ったのは、私自身が『生きている人間が一番怖い』と思っているからです。

　生きている人間が発する負のオーラをホラー要素として活かしながら、人間の悪意を書こうと思いこの形になりました。

　物語に登場する人物たちの過去は特殊でトラウマになるような物語でしたが、殺意を持つタイミングは意外にも些細で歪んだ欲望から起こるものでした。

　主人公の立花藍は、真面目で普通の女子高生。所々にわがままさや掴みどころのない雰囲気を入れましたが最後の本音を吐露してからが藍の本領発揮です。　

　この本音にたどり着いた時、嫌な主人公だと思われるかなと思いましたが私としては藍は最終的にホラーらしいヒロインとなりました！

　三上や桜、他の登場人物たちにもたくさんのコメントを頂きとても嬉しかったです！！

特に三上は思った以上にヤバイ奴に認定されていました。書いている時は集中していて、読み返すと本当にヤバイ奴でした……。

　重ねて最後まで読んで頂きありがとうございましたm(_ _)m