最終話「決着、そして……」
「モ、モキュゥ……?」
《や、やったか……?》
視界を遮る程の粉塵が舞っている。
カイツの魔術による爆発、それによる大地から立ち上る土煙。
通常ならバウルの姿を見るまでも無い。あんな高威力の魔術を喰らって無事な人間など居る筈が無い。
確認するまでも無くカイツの勝利は確実だった。
「魔力を感知出来ないくらい消耗しちゃったんだね。ごめんねフィル、ダメだったよ……」
だが、相手は通常では無かった。
常軌を逸した膨大な魔力に、魔術の理の範疇を逸脱した無属性魔術。
その双方を持った最強の魔法使いなのだ。
勝てないとは思っていた。だから本気で自分達が使える最強の魔術を放った。
それこそ殺すつもりで……。
「ゲホッゲホッ……、何つぅー魔術だよ。雷属性を初見だったら間違い無く死んでたぞ?」
なのに粉塵の向こうから感じる魔力には一切の衰えが無い。
それを裏付けるように咳き込みながらバウルは二人の魔術を防いだ事を報せた。
カイツが感知した魔力はそのままバウルが無事である事を目視するまでも無い事実だと悟らせ。
バウルの圧倒的な魔力を感知出来ない程も疲弊してしまった……、嫌そこまで疲弊させておきながら倒す事が出来なかった事実を謝罪した。
「モキュ……」
《ウソだろ……》
正攻法では勝てない事は理解していた。
実力、経験、カイツがバウルに勝っている物は何一つ無い。
それを踏まえた上でもカイツには才能がある。決してバウルにも劣らない無限の可能性がある。
それでもバウルに軍配が上がったのは、単純にバウルの方が強いからだ。
「初見で無ければ僕は勝てたんですか?」
立ち込める土煙は次第に薄まり。二人の前に姿を現すバウル。
カイツは傷一つ負わず姿を現した彼に思わず問い掛けた。
「言ったろ? 初見だったら死んでたって。俺の無属性は万能じゃない。見た事、感じた事が無い属性魔術には対処出来ねぇー。昔ならそれでも何とか出来ただろうが、今の俺には対応出来るだけの地力が無い。お前に敗因があるとするなら俺の前で魔術を使っちまった事だ。恥じる事も、塞ぐ事もねぇーよ。一度見た魔術で防げない物はこの世にねぇーんだ」
初見じゃなければ……。
バウルの答えを聞いてカイツは自身の言葉を思い出した。「僕達の本気を見たんですから高く付きますよ?」初めてバウルの前で魔術を使った時に放った言葉だ。
高く付いたのはこちらの方だったのだから皮肉な話だった。
「んでどうする? まだやんのか?」
「勝算の無い戦いに挑むつもりはありません」
挑む前は勝算があると踏んでいたのか……?
まぁ、確かに度肝は抜かれたし。自分で言ったように予めカイツの魔術を見ていなければ防げなかったのは事実だ。
それくらいカイツとフィルが放った最強の攻撃魔術は想像を絶していた。
「それに僕達の魔術はフィルへの負担が大きすぎるんです。第二形態とは言え余りにも連続使用し過ぎました。それに加え今回の
カイツの腕の中でグッタリと横たわり。力ない眼差しでバウルを見つめるフィル。
見ただけで戦闘を続けるだけの余力がフィルには残されていない事が分かり。バウルは小さな溜息を溢した。
「そっか……、俺の勝ちって事で良いんだな?」
「それ以外の答えはありません。今の僕達では貴方には手も足も出なかった。それが現実です」
拍子抜け……、と断じてしまうには余りにも薄氷の上での勝利だった。
もしこの二人が万全の状態であったら?
もし第二形態のその上とやらを使うだけの力が残されていたら?
きっと結果は逆になっていただろう……。
「あーあ、スゲェー疲れたぜ! 数年ぶりに真面目に修行したし、一瞬本気で死ぬかもって攻撃喰らったからマジでヘロヘロだ!」
本当は逆の結果を願っていた。
本当はこの少年に敗北する事を望んでいた。
その上で暴王の出る幕はもう無い。そんな敗北を告げて表舞台から消え去る。
それが一番綺麗な幕引きだと感じていたからこそ、カイツの攻撃を防いでしまった自分に恨めしさすら覚えてしまった……。
「どうだ? 暴王は強かったか?」
「強かったかどうかはまだ分かりません。戦ったと言うより、攻撃を防がれただけですから」
負けを認めた上でのこのセリフ。本当に口が減らない小僧だ。
だが、次代を担う人間としては満点の答えだと感じた。
この程度で素直に敗北を認めて貰っては困る。
もう暴王は終わった存在だ。本来なら今の彼を踏み越えて新たな現代最強として歩んで欲しかった。
次代の若者に襷を渡したかった。
それがザインの息子だと言うなら尚更喜んで次の世代を任せたかった。
そうならなかったのは、そう出来なかったのは本当に運の問題だった。
神がこの世に居るとしたら間違い無くへそ曲がりだ。
最後までバウルの願う通りに話を進めてくれないのだから、性悪過ぎるだろう……。
「さぁーて! んじゃー浴びるように酒でも飲むか! 流石にお前に勝ったんだ、リズもゼーゲンももう止めねぇーだろ」
それでもバウルが勝ったのだから。彼が次に取る行動は決まっていた。
この一月以上死ぬ程我慢していた酒を飲む。
本来なら子供に負けた腹いせに酒びたりになろうとしていたのに。
勝利の祝杯に変わってしまったのは誤算だったが。もう思い残す事は無い。
これで又以前と同じ自堕落な生活に戻る事が出来る。
「何故ですか? まだお酒は飲んじゃダメですよ?」
「はっ? 何でだ? お前に勝ったら又以前の生活に戻って良い。そう言ったよな?」
「そんな事言いましたっけ?」
「い、言っただろ! 何だ、何を企んでやがる! この上俺に何をしろって言うんだよ!」
しかし、そんな日々を迎えさせないと約定を交わした筈のカイツがすっとぼけるでは無いか。
突然手の平を返し酒を飲む事を禁ずるカイツにバウルは喰って掛かる。
約束が違う。勝ったら酒浸りに戻っても良い。
そう告げてくれたのはこの子供だと言うのに……。
余りにも勝手なカイツの発言に怒りを露にしたバウルだったが。この後に続けられた彼の言葉に、彼は言葉を失ってしまった。
「何をしろって……、そんなの僕の師匠になって貰うに決まってるじゃないですか?」
呆然……、唖然……。
想像もしていなかった。
想像何て出来る筈も無かった。
「故郷を出る際に母と約束したんです。もし、今の僕より強い人間に出会ったらその人の弟子になるって。母曰く、僕は鼻っ柱が強くて傲りが過ぎるそうですからね。自分よりも強い人間の元で一から魔術を学び直すって、そう約束したんです……」
それが親父を救えなかった戦犯だとしてもか?
それがお前が嫌いだと吐き捨てた俺でもか?
「やめろ……」
「やめません、貴方には責任を取って貰います。父を救えなかった罪で前を向く事が出来ないのなら。父さんを死なせた苦しみで過去に囚われているのだとしたら、僕を育てて下さい。過去には過ちしか無い。未来には可能性がある。僕は必ず父を超える魔法使いになります。貴方の弟子として現代最強にまで上り詰めてみせます。それを貴方は間近で見ていて下さい。酒に溺れたいのなら、世界最強。歴史に名を残す大魔法使いを育てた。そんな栄光を肴に老後にでも飲んだくれて下さい」
それ以上聞きたく無かった。
それ以上期待させないで欲しかった……。
もう未来に何て生きたく無かった。
過去にすがり、過去に身を置き、在りし日の幸福を愛でながら生きたかった。
ザインとの日々を抱えながら生きて行きたかった。
「そうそう、僕に勝った魔法使いに渡してくれと母から手紙を預かってます。僕は中をまだ見てませんけど、書いてある内容は何と無く分かります」
「見たくねぇ……」
暴王は弟子を取らない。
嫌、取れないのだ……。
彼の魔術は全てが現代魔術の逆。魔術理論を逆手に取った奇策中の奇策なのだ。
現代魔術を使う者にとって無属性の理論自体が水と油。真逆の存在であり。
もし同じ魔術の使い方をすれば間違い無く才能を摘む結果になる。
本人も周囲もそれを理解しているからこそバウルは弟子を今まで取る事は無かった。
取る訳にはいかなかった……。
なのに、そんな事情を知ってか知らずか。眼の前の子供は自分勝手に暴王の弟子にしろとほざき。
親から預かった大切な手紙を手渡そうとするでは無いか。
バウルは短くカイツの意思を拒絶した。
その手紙を受け取る資格が自分には無い。彼の母だって夫を救えなかった人間の弟子になるなんて想像もしていなかった。許しもしないだろうから。
今直ぐにでも逃げ出したくなる衝動を必死に抑えながら。聞き分けの悪い子供のようにカイツが手渡そうとする手紙を拒んだ。
「恐らく母は僕が誰に挑むのか分かってましたよ。僕も貴方以外と戦うつもりはありませんでしたから……。これは母が貴方に宛てた手紙だ、読まない何て許しません。受け取って下さい」
それなのに、眼の前の少年はバウルの意思を無視して彼の手に無理矢理手紙を握らせた。
ザインを救えなかった罪の意識があるのなら読め。
彼の言葉はそう告げているようで……。
バウルはそこに何が記されているのか。四肢を震わせ恐怖しながら手渡された手紙をゆっくりと開封し。
封筒の中に一枚だけ入っていた便箋に目を通した。
《この子を頼みます。この子の未来を託します。ザインが見届けられなかったこの子の成長をバウル・コズウェル、貴方が代わりに見届けて下さい》
お前の事を一生許さない。
そう記されていたら何れ程楽だっただろうか……。
この子の前に二度と姿を現すな。
そう拒絶されていたら何れ程救われただろうか……。
「何でだよ……、お前達親子から父親を奪ったのは俺何だぞ……!」
「貴方が殺した訳じゃない。救えなかった訳でも無い。忘れたんですか? 父さんは貴方の前の現代最強の魔法使いですよ? 父さんが命を捨てなければならなかった局面です。父さんが命を犠牲にしなければ皆が死んでいた。そう判断して命と引き換えに貴方達を、世界を救ったのは父さんの意思だ。傲らないで下さい」
分かっている……。
ザインが命を賭して守らなければもっと多くの人間が死んでいた事実を。
ゼーゲンも、リザニエルも、アーデンフロイトも、ライツも、そしてバウルも……。
あの戦いに赴いた魔法使いの何人か、下手をしたら全員死んでいたかも知れない可能性はバウルにも理解出来ていた。
理解出来ていたが割り切る事が出来なかった。
誰よりも長く、誰よりも身近でザインと接し、共に成長して来たからこそ。
彼を守れず、のうのうと生きている自分が許せなかっただけなのだ。
「もう……やめてくれ! 俺を一人にしてくれ!」
「無理ですね、だって貴方の周りには沢山の家族が居るじゃないですか? 僕が放っておいても皆が許しません」
だから撥ね付けた。
だから酒に溺れ皆を遠ざけた。
なのに、3年も消息を断って姿を消した彼を。彼の家族はそれまでと変わらぬ愛情で待ち続けてくれた。
受け入れてくれた。
それが何より苦しかった。居心地が悪かった……。
尚更そんな恵まれた状況に居る自分が許せなかった。
「俺に……何が出来る……? 俺の魔術は……誰にも使用出来ないんだぞ?」
「僕の召喚魔術だって僕にしか使う事は出来ません。つまり僕に魔術を教えられる人間はこの世に誰も居ない。でも、もし師になれる可能性があるのなら。それは同じように唯一無二の魔術を使う貴方だけだ」
何の計算も無く無理難題を言うような子じゃない。
まだ一月少しの付き合いで、殆ど会話もカイツとはした事が無いが。
この子がザインの生き写しのように、聡明なのはそんな短い付き合いでも理解出来ている。
彼の言葉に、意思に打算は無い。
彼の言葉通り唯一彼の師になれる可能性を持つ者が居るとするならバウル以外考えられない。
「お前はそれで良いのか……? 俺が嫌いだから戦いを挑んだんだろ?」
「嫌いですね。でも、貴方に負けたのが現実ですから。もしかして、師匠になったら偉そうな顔出来るとか邪な事考えてません? 残念でした、僕は直ぐ貴方何か越えて現代最強になりますから。さっきは言葉の綾で老後と言ってしまいましたが、そうですね……。2年、それくらいあれば全盛期の貴方を超える自信があります」
聞いてはダメだ。挑発に乗ってはダメだ。
この子供は無理に生意気な事を言ってバウルを焚き付けようとしている。
この子が優しいのは分かっている。
嫌いだ嫌いだと言いながら、バウルの事を気に掛けてくれていたのは分かっている。
「その間酒は……?」
「飲んで良い訳無いでしょ? 甘えないで下さい。酔っ払って前後不覚の貴方に何が出来ますか? 貴方がお酒を飲めるとしたら最短で2年後ですね。その頃には貴方も全盛期くらいの力を取り戻しているでしょ? そんな貴方をボロボロに打ち負かして僕が現代最強になる。その後ならどうぞ好きなだけ自棄酒を喰らって下さい」
それでも彼の話を聞き続けたのはきっと……。
カイツの成長を誰よりも身近で見守っていたかったからだろう。
「超えられなかったら一生断酒かよ……」
「超えられない選択肢があるとでも? 安心して下さい。僕とフィルが居れば最強ですから!」
思わず飛び出してしまったバウルの嫌味に、カイツは快活に笑いながら二人の合言葉を口にした。
確かに最強だ……。
家族と慕う連中ですら彼を立ち直らせる事が出来なかったと言うのに。
今では彼の師として歩む決意を抱かせてくれたのだから、最強の二人だった。
「なら、ゼーゲンからパクった秘蔵の酒を返さねぇーとな……」
「パ、パクった! 何て事をするんですか! バレたらゼーゲンさんメチャクチャ怒るじゃないですか!」
「別にバレて絶縁されても王都に戻るつもりも無かったし、丁度良いかなと思ってな」
「何処まで行ってもクズですね……。弟子入りは考え直そうか……」
本当は泣き崩れて謝りたかった。
本当は崩れ落ちて感謝したかった。
ザインを救えなかった事を、その子息である彼に謝りたかった。
そんな自分を救ってくれた彼の優しさに感謝を告げたかった。
「そんなクズの弟子になるって言ったのはお前だ、諦めろ!」
だが、涙を流している暇は無い。
涙で視界を奪われる訳にはいかない。
一瞬たりともこの生意気なクソガキから目を放してなるものか。
この子の成長を、全てを見届けなければならない責務がバウルにはある。
「それはそうですけどね……。まぁ、バレて怒られても今度は助けてあげませんから。精々釈明の言葉でも考えておいて下さい!」
ザインが見届けたくても見届けられなかったこの子の未来をバウルが変わりにその目に焼き付けるのだ。
何時か天命を全うしあの世でザインと再会した時、彼に語ってやらなければならない。
彼の息子が何れだけ偉大な魔法使いになったのか。
彼の息子が如何に偉大な魔法使いになって行ったのか。
土産話にしなければならないから……。
「ハハハ、大丈夫! 土下座すれば全部丸く収まる! 俺の見事な土下座、一番弟子のお前に見せてやるぜ!」
「な、何の自慢ですか……。変な事を誇らないで下さい」
何時もの調子を戻したバウルにカイツは呆れながらそう嘆息したのだが。
この時の二人は知らない。
王都に帰った時酒を盗まれ修羅の如くブチギレているゼーゲンが待ち受けている事を。
バウルがあわや王都追放になる事態に追いやられる事を知る由もなかった。
「さぁ、そうとなれば帰るぞ! リズとアーデンに自慢しねぇーとな! 兄貴の息子が俺の弟子にしてくれてって泣きついて来たって!」
誰も泣きついていませんし。寧ろ弟子にしてくれと言って泣きそうになってたのは貴方でしょ?
その事実をまだ知らず、今死地へ意気揚々と赴こうとするバウルの言葉にカイツの頭には思わずそんな突っ込みが浮かんだのだが。
バウルと会って初めて見る彼の屈託の無い笑みを目にするとそんな無粋な事は心に留めておく事にした。
これで漸く前に進める……。
当初の考えとは全く違う展開だったが、魔法使いになる為の道筋として一番確実でそして最も最短な選択肢を選ぶ事が出来てカイツは内心安堵していた。
「モ、モキュ……」
《カ、カイツ……》
そんな一人安堵するカイツに、すっかり存在を忘れていた彼の手の中で力を使い果たし。グッタリと項垂れる相棒が声を掛ける。
「ん? どうしたのフィル?」
存在を忘れていた。そう告げると絶対に怒る事が分かっていたから、その事実をひた隠しにしカイツはフィルの呼び掛けに応えた。
「モ、モキュ……。モキュゥ……」
《い、言わなくて良いのか……。ザインが生きてるかも知れないって……》
カイツの返答を聞くと力無くフィルはカイツに問い掛ける。
フィルの言葉を聞くとカイツは一瞬眼の前で浮かれるバウルを一瞥し逡巡した。
「まだ……言わない方が良い。可能性は1%も無い。折角前向きになったのに、下手に期待させてダメだった時又元のバウルさんに戻られると困るからね」
「モキュ、モキュ……」
《そっか、分かった……》
カイツの答えを聞くと最後にそう言い残しフィルは意識を失った。
この数日フィルにはかなりの負担を掛けた。これ以上話がややこしく拗れて余計な心労を与えたくなかった。
だから、今は静かに彼を眠らせてやりたかった。
ザイン・ベッケンシュタインは生きている。
その可能性は限りなく0に近かったが、確実に0では無かった。
それを調べる為に奔走して貰っている人物も居る。
それに何より、生存の可能性があるからこそカイツはバウルを立ち直らせたのだ。
何時か父が帰った時に、父が自慢していた弟が変わらぬ姿で居てくれるように……。
「おう、どうした? 早く王都に帰って自慢しようぜ?」
そんな気遣いを掛けられているとも知らず。誰よりも強い癖に、誰よりも大きな子供は帰路に着く事を提案する。
この人が本当に立ち直る日が来るとするなら、それはザインが帰還した時なのだろう……。
「はいはい、今行きますよ」
もし、ザインが生きている事実が確定したらこの人は何れ程喜ぶだろうか……。
そう考えながら、カイツは何食わぬ顔で返答しバウルの後ろを追った。
ザイン生存の可能性を知る者はこの世にカイツとフィル、そして後二人しか居ない。
一人は彼の母で、もう一人は彼の叔母だ。
願わくばその可能性が現実のものとなるように……。
そう願いながら、カイツは歩みを進める。
彼が後の世でハイエスト・ウィザード(史上最高の魔法使い)と呼ばれる。
その第一歩を、今歩み出したのであった……。
Highest Wizard~史上最高の魔法使い~ さつきふたば @satsukif
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