赤と緑のカップ麺みたいな、何気ない温もり残る記憶

小学生だった時の想い出に残るインパクトの強いお婆ちゃん。
元お嬢様と言うのは意外でしたが、案外その後の接客商売の方が性分に合っており、生き甲斐だったかもしれません。
飾らない人柄と、その言葉は、後々の僕にも、きっと良い影響を与えたのでしょう。
一流レストランで食べなくても、二人で笑いながら食べた緑と赤のカップ麺は、何よりも美味しかったのかもしれません。
硬質で高級な物に囲まれるよりも、こんな何気ない日常と共に呼び起こされる想い出の方が、温かく懐かしく思えるものです。



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