第一章 後書き
ここまで読んでいただきありがとうございました!
作者の斉木明天です。
ほぼ、1年半に近いレベルでのスランプが続き、2作ほど連載してたものがどう書けばいいのか分からなくなり、連載停止と言う状態になっておりました。
しかし今回、ようやく三冊目になる、一冊完結となる作品として、この地竜が見た島を飾る事が出来ました!
この作品は、6月頃にどうしても話が書きたい、どうすればいいと激しく悩み考えるようになって、恐らく初めて本格的に、執筆前にストーリー構成から設定、キャラ等の諸々の表に出すことのない下準備を練り始めました。
それと同時に、普段新しいアニメや小説を見る、というのが苦手な自分ですが。頑張って最初の一歩を踏み出し、知らない作品を楽しむという習慣を増やしました。
設定を練っている段階も書く段階も、新しく見た作品にインプットをもらい、考える動力源になって書き進められて、インプットの大切さを思い知る事になりました。
それ以外にも、今年に入ってから親しくして頂いている方達に恵まれて、執筆の傍ら悩んだときとかに会って、楽しく過ごさせていただきました。
おかげで、最後まで書けた事もそうですし、作中のキャラクターの感情や言動にも、生きている色のようなものを頂けた気がします。本当に、感謝で一杯です。ありがとうございます。
ここからは、作品そのものについての話です。
今回の作品については、いかがだったでしょうか?
初めての元からファンタジーの世界を舞台に、何かが原因で起きた火災事故から始まった、各島を渦巻く地竜と魔物、そして人間に纏わる人間ドラマです。
書いていった中で、ロマニ、ベラ、プレト、ショウコウと、この4名辺りを中心に、互いの影響し合って、感情が変化していくように進めていきました。
今回出てきたキャラ達も、この先出ていくキャラ達も、何か叶えたい思いがあり、それに熱を注いでいく中で、出会ったり共に過ごしている誰かに心を揺さぶられたりと、変化していくものとなっています。
悲しみながらも必死に生きている彼らの内誰か一人でも、読んでくれた方の心に響いて下さると、幸いです。
今回の第一章の完結を境に、次回の2章は、しばし間を空けさせていただきます。
第二章の設定、構成があともう少しで完成という状態になっていて、それから執筆を開始する予定です。
暫くしたのちに、第二章の投稿が開始されたのを見かけましたら、その時はぜひこの話の続きを、楽しんでくださると幸いです。
それでは、改めまして、ここまで読んでくださりありがとうございました!
【第一章完結】地竜が見た島 斉木 明天 @konatucity
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