概要
前帝様は龍神族の娘に一目惚れ。今日も理由を付けて彼女を溺愛する
魔物を狩るために龍神族は存在するというのに「結月。僕と一緒に世界の支配者となって、魔物と人間双方を滅ぼそう」と兄のように慕ってっていた刀夜(とうや)からの話を持ち掛けられる。
龍神族として誇りを持っていた結月(ゆづき)は拒絶する。龍神の娘であり、父の次に強い戦乙女であった。刀夜の提案を断ったことで戦闘に勃発。 死闘の末、現世に落ちた結月は瀕死の状態だったがそれを救ったのは、前帝ダリウスだった。
前帝ダリウスは皇国イルテアの南に位置する要衝城砦ガクリュウで常に魔物との戦いに身を投じており、魔力の強さ故、魔力耐性がない者では数分も傍に居られない神龍族の特質を持っていた。そんな彼の前に唐突に空から降って来た結月の戦う姿勢に一目惚れをする。
幸いにも結月は高い魔力耐性を持ち、『傷を回復する
龍神族として誇りを持っていた結月(ゆづき)は拒絶する。龍神の娘であり、父の次に強い戦乙女であった。刀夜の提案を断ったことで戦闘に勃発。 死闘の末、現世に落ちた結月は瀕死の状態だったがそれを救ったのは、前帝ダリウスだった。
前帝ダリウスは皇国イルテアの南に位置する要衝城砦ガクリュウで常に魔物との戦いに身を投じており、魔力の強さ故、魔力耐性がない者では数分も傍に居られない神龍族の特質を持っていた。そんな彼の前に唐突に空から降って来た結月の戦う姿勢に一目惚れをする。
幸いにも結月は高い魔力耐性を持ち、『傷を回復する
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!最強イケメン前帝に蕩けるほど愛される
完璧なストーリー構成でした。
物語の立ち上がりはかなーり甘々な恋愛パートから始まります。
そして「どうしてこうなったか」と言う流れがそのあとに続きます。
そこに到るまでの物語はとてもシリアスで緊張感があります。
カッコイイ武器と魔法が出て来て、世界観をカッコよく表現してくれます。
ただ緊張させるだけなく、バトルファンタジー好きをワクワクさせるガジェットが多く仕込まれているので、緊張しすぎて疲れることはありません。緊張を楽しめます。
そしてその緊張が終われば、甘々恋愛パートに。
主人公の結月(ユヅキ)は常に自分の在り方や過去のトラウマに悩んでいますが、その悩みがストーリーを停滞させたり、読者の…続きを読む - ★★ Very Good!!幸せを掴み取る力強さが、ここに!
魔物を滅ぼす力を持つ龍神族のヒロインが、兄の様に慕っていた男と対立する…というファンタジー世界を舞台にした物語です。
展開は「飛鳥尽きて、良弓蔵められ、狡兎死して、走狗烹らる」の例え通りの境遇になり、また恋愛面でも三角関係と明言されている分、悲恋と受け止められる部分は多々あります。
だけど、この物語に哀愁や悲壮感がよい意味で薄い理由は、このヒロインのパワフルさ…豪腕といっていい程の行動する力のお陰であると思います。
暗くなるに十分な用件を持っていますから、物語全体に暗い影は落ちていますが、それが前面に押し出されている訳ではなく、彼女ならば乗り越えられると感じさせられるキャラクタ…続きを読む