色に対する認識を失っていく世界が描かれている、美しく情緒あふれるSF作品。切ないほど鮮やかに色が記憶を呼び覚まし、心が揺さぶられます。読んでいる間、とても素敵な時間を過ごすことができました。
坂本有羽庵(さかもと ゆうあん)といいます。 SF・ホラー・ファンタジー・お笑い系が好きです。 読むのも書くのもだいたい短編ですが、 時々長編を寝食忘れて読ん…
観点、発想がすばらしい…!私なら絶対に絶対に思いつかないような切込みに、ワクワクしながら読み進めました。このお話を読んで、色というものがどれだけ私達の日常、想い出に関係しているのか考えさせられ…続きを読む
環境破壊の影響で、人類が赤色を見ることが出来なくなって久しい世界。生まれつき赤色の見えない「私」は、海沿いに暮らしていた。現在の私達にとっての当たり前が失われてしまった近未来が舞台のSF短編。赤色…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(174文字)
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