プロの製本・装幀でずっと持っていたくなる詩集

切りつめられた文字数の中に、とても豊かな味があります。
ユーモア・ウィット・アイロニー・ハードボイルド・ペーソス、etc、etc。

ひとことで言えば、ルナール「博物誌」への
オマージュ作品ということになりましょうが、
知らない人は、こっちがオリジナルと言われても分かりません。多分。

すべての文字を、すべてのスペースを、
すべての行間をも、じっくりたっぷり味わい尽くしてほしい、
そんな作品です。


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