境界契約

死神に、自殺を後押しされた。

中学1年生の笹田隼人は、生きる希望である幼馴染・東沙雪が寝たきりになったことを知り、自殺をしようとした。そんな彼に声をかけたのは、死神だった。死神の提案により、隼人は沙雪がいる病院に行くことになったが、そこで隼人は、沙雪が呪詛にかかっていることを、死神に知らされる。しかも呪詛をかけたのは彼女の姉である東春子であった。彼女はいまどこにいるのか？　呪詛をかけた目的は何なのか？　生きる希望を取り戻すため、隼人は自分の命を懸けた冒険に出る。