紫式部の持つ文才を忠実に再現されています

臨場感が素晴らしいです
物事を克明にとらえる写実性と
全体を分かりやすくする構成力が反映されています
 
「源氏物語を書いたのはなぜか?」は大変興味深い疑問ですね
現在有力とされるのは
「夫の死に人生の無常を感じた」
「その悲しみから理想の人間がいる世界を作りたかった」のようです
結果として日々ひそかに培っていた言葉で物語を作ったようです

大量の文章を書くことができる
その手際と情熱は真に天才ですね