人と人が交わるということは面倒くさくて、だからこそ、美しい

人が他人を完全に理解することはたぶんできないでしょう。
同じ景色を見ていても注目している場所が違うように、心がフォーカスする場所も違う。
それが、イラつきの原因にもなるし、相手を拒絶する原因にもなる。

飛ぶ、飛ばない。勇気のあるなし。
この2軸だけでも4つの象限に区分されます。
違うポジションにあっても分かりあうことは、容易では無くとも不可能では無い。

心が発達途上の主人公の心の動き。その揺らめきが見事だと思います。