柱の恐怖が恐ろしい!

この小説は、柱に張り付く妖怪が出てくるんですよね。髪が長い
女性って、大体の小説怖いんですけど、今回のは、周りが暗いし、
顔とかもはっきり見えないところなんですよね。あとは、
冷たい気配以外にも、様々な恐怖感の演出があるんです。これに
またぞっとします。しかも、害があったのかはわからないんですけど、
恐怖心で、気絶までしてしまう。そして、親の勘違いが、ただの
見間違いとか寝ぼけたとかじゃなくって、高校受験の疲れが
また新しいんです。「電信柱にしがみついてる。おそろしい・・・」
ってなるのが、考えられる余裕があって、それはそれですごく怖いです。
ぜひご一読を!ただ、怖がりさんはご注意を(笑)