『生きる』ただ、その一言で語る。

 一見、相容れぬような『地震』という現実的なテーマと『ファンタジー』な要素が上手く『世界観』という形に落とし込まれており。読みやすい文量で、上手く纏められている作品ですね。
 導入から最後に向かって、主人公の抱く単純なのに深い一言『生きる』を丁寧に綴ってあり。読者に感じさせるものがあります。

 とても読ませる素晴らしい作品だと存じました。一言、学校で道徳の教科書とかに載せて欲しい作品。

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