これは、ホテルの話ではないのです。音のない絶唱なのです。

気送管で交わされる、文字のやり取り。
時の流れが凝縮するほどの。

声では送れない、耐え切れない。音のない絶唱。

どうか、後半まで読み進めて欲しい。
20時が、時間を超えて、14:46になる。そこで始まる絶唱を。

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