概要
「天の川からしたら、僕らの大きさって粒ほどもないだろうなぁ」
戦闘機パイロット・少年レトロの物語。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!童話的でほのぼのとした、残酷なお話。
誤字? 表現としての誤字?
①その島を責めいるものは→その島を攻め入るものは
②それには持って来い→それにはもってこい(持って来るわけではないと思いました)
③狙撃弾→直撃弾
すぐ分析して申し訳ありません。もう少しデティールを加えれば、描写が判りやすいと思いました。
読者が考えるイメージを大事にしたいのかもしれませんが、機体は複葉機でコクピットはむき出しであるぐらいは書いてもいいのではないでしょうか? 〝紅の豚〟と被りそうか? ジェットの機体は想定外でした。
燃料が海水なのはあり得ないと思いつつ「受け入れてもいいかな」と、なんとなくスルー。
童話的でほのぼのとした、残酷…続きを読む - ★★★ Excellent!!!無駄なく切ない不思議系ファンタジー
思わず「これにはやられた!」と思いました。
理由は定かでないですが(逆にそこがいい)、戦闘機の敏腕パイロットを務める主人公・レトロと、彼のそばに寄りそうヒロイン・モモ。
これで天の川を見上げているんだから、それだけで切なくファンタジックですが、そこに思わぬ闖入者・ノラドが現れ、二人と一頭は疑似家族になります。
そうしてやがて、別れを迎えるわけですが、そこまでの描き込みがシンプル・イズ・ベストといった感じで、端的ながら奥深い。
そしてクライマックス、二人と一頭は果たしてどうなるのか――。
正直なところ、それすらよく分からないのだけれど、「分かりやすい=良作」とは決して限らないわけで、実に…続きを読む