補足

登場人物、年表、参考文献

『幽霊と白薔薇』~Der Geist und Die Weiße Rose~


【登場人物】


ヒルデガルト(Hildegard)

幽霊。別名「白い貴婦人」。


精霊たち(Die Feen)

世界中に存在している霊的なもの。小さくて透明。


ギュンター・ローテンベルガー(Günter Rotenberger)

心霊術士。


ウーヴェ・ミュラー(Uwe Müller)

ゲシュタポの男。


テオドール・フォン・ブライテンホルスト(Theodor von Breitenhorst)

中世のドイツ地方にいた貴族。


【登場人物のモデルとなった実在した人物】


ゾフィー・ショル(Sophie Scholl)

1921年5月9日~1943年2月22日。


ハンス・ショル(Hans Scholl)

1918年9月22日~1943年2月22日。


クリストフ・プロープスト(Christoph Probst)

1919年11月6日~1943年2月22日。


アレクサンダー・シュモレル(Alexander Schmorell)

1917年11月16日~1943年7月13日。


ヴィリー・グラーフ(Willi Graf)

1918年1月2日~1943年10月12日。


ギゼラ・シェルトリンク(Gisela Schertling)

1922年2月9日〜1994年11月8日。


クルト・フーバー(Kurt Huber)

1893年10月24日~1943年7月13日。ミュンヘン大学教授。


フリッツ・ハルトナーゲル(Fritz Haltnagel)

1917年2月4日〜2001年4月29日。ゾフィーの恋人。


マンフレード・アイケマイヤー(Manfred Eickemeyer)

1903年~1978年。建築家。


【物語のモデルとなった歴史上の出来事の年表】


1943年

2月

2日(月) ドイツ軍、スターリングラードの戦いで敗北 

3日(火) 落書き

8日(日) 落書き

14日(土) 市内にビラまき

15日(日) 落書き

16日(月) 市内にビラまき

18日(水) 大学にビラまき ゾフィーとハンス逮捕

22日(日) 裁判 ゾフィーとハンスとクリストフ処刑


年末 イギリス軍からビラがドイツ全土に投下される


1945年

5月 ヒトラー自殺、ドイツ降伏


【参考資料】


〈引用〉

ハインリヒ・ハイネ 著/井上正蔵 訳『ハイネ詩集』グーテンベルク21、2006年

トーマス・マン 著/実吉捷郎 訳『ヴェニスに死す』青空文庫、2015年


〈文献〉

ヴァンゼー会議記念館 編/山根徹也、清水雅大 訳『資料を見て考えるホロコーストの歴史 ──ヴァンゼー会議とナチス・ドイツのユダヤ人絶滅政策』春風社、2015年

大木毅『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』岩波新書、2019年

インゲ・ショル 著/内垣啓一 訳『白バラは散らず ドイツの良心ショル兄妹』未来社、1972年

竹田青嗣『ハイデガー入門』講談社学習文庫、2017年

藤原辰史『ナチスのキッチン』水声社、2012年

フレート・ブライナースドルファ 著/瀬川裕司、渡辺徳美 訳『白バラの祈り ──ゾフィ・ショル、最後の日々[オリジナル・シナリオ]』未來社、2006年

望田幸男、三宅正樹 編『概説ドイツ史[新版] 現代ドイツの歴史的理解』有斐閣選書、1992年

山本秀行『世界史リブレット49 ナチズムの時代』山川出版社、2013年



〈映画〉

『白バラの祈り ──ゾフィー・ショル、最後の日々』2005年










        ご高覧ありがとうございました。

          Dankeschön fürs lesen!!


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幽霊と白薔薇 白里りこ @Tomaten

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