アラフォーになって初めて、運命の歌声と出会ってしまった主人公のヨッポーは、新しい世界を知ることになります。
それは、『推し』のためなら、全国どこへでも足を運んで、生の演奏を聞いて応援するヲタクの世界。遠征系のイヴェンター。
彼らの『推し愛』は、傍から見たら驚くほど強くて、それぞれのこだわりも個性的。
でも自分の全身全霊、全てを掛けて思いっきり楽しむ姿は清々しく、幸せオーラに溢れています。
読んでいて、私にも彼らの熱気が伝わってきて、一緒にドキドキワクワすることができました。
人生を謳歌する大切さを教えてくれる作品。
さあ、皆さんも一緒に楽しみましょう!
お勧めです。
これは、あるアニソン歌手に会うために、全国どこへでもツアーに突撃してしまう「現場主義」なヲタクたちの物語。
もうすごい、熱意がすごいの一言です。
仕事が忙しかろうと、体調に問題があろうと、パンデミックに振り回されようと。
「推し」に会うためなら、どんな情報も逃さず、出費や時間を惜しまず、体力をギリギリまで振り絞って現場に赴くファンの皆さま方。
今の時代、たいていのエンタメはネットがあれば摂取できてしまう。
でも、現場でないと摂取できないものが確かにある。
私も音楽や演劇などのステージが大好きなのですが、なかなかそういった現場に行けなくなってしまったため、ナマで感じる活気、空気がとても懐かしくなりました。
仲間たちとオンラインで、あるいは現地で直接交流できるのも素敵ですね。
熱いヲタクたちの魂が、これからも日本のアニメ・アニソンを押し上げていってくれることを願ってやみません。
何かがどうしようもなく好きだという、熱い魂をもう一度感じたくなったら。
ぜひ、この作品を覗いてみてください。
この物語で描かれているのは、押しのためならどんな苦行も厭わない、苦行すらも修行へと変える熱きイヴェンター達の生態である。
うっかり南北に細長い日本列島、飛行機新幹線は当然のこと夜行バスに中長距離フェリー、在来線も駆使して向かうは推しのイベント。
雨が降ろうが槍が降ろうが、コロナであっても彼らの足を止めることは不可能である(*運営による中止以外は!)。
個性の強いイヴェンター達を繋ぐのは、友情、地元の名物料理、インターネット、そしてもちろん推しへの愛!
今、推しがいる方、過去にいた方、そして推しがいない方にも是非読んで欲しい、パッション溢れるイヴェンター達の物語です!
大の大人、しかも男が〈遠征〉してまで〈推し〉の女性アニソン歌手のツアーに、七転八倒、悩みはしつつ。。でも自分の人生の、時を。つかってまで会いにゆく。
物語の持つすがすがしさに「ハッ!!」となりつつ、なるほど、そう物語はつながっていくのか‼ と、まだ5,6話ぐらいしか読めていませんが、著者様の読み手の人に伝えたい思い。
現代ものの、リアルな日常に、その思いの丈が、大人の男の〈厚い〉熱を帯びて、文体として迫ってくる、エナジーがストーリーに根差しております。
なにより、ヲタクの遠征ものというのに最初、斬新だな!! と、面白くないわけない!! という、この2本の剣が、
僕を今後の話にも、のめり込ませてくれると思っている次第です!!
読完までゆけるかは僕のこの作品における、熱量だとは思いますが、読んでゆくだけ。。!! だから‼ ヲタクたちの列車に乗っけさせて頂きながら、楽しんでゆこうと思う次第であります‼(*^^*)
推し、現場、遠征…
このワードに「あっ」と思うものがある方はぜひご一読を。
その世界に興味はあるけど、どんな世界なんだろうと思ってる人にもきっと新しい世界が待っていると思います。
物語の中に「伊達や酔狂で〈遠征〉をしているわけじゃない」と出てきてうなづくばかりですが、その答えが「会いたいから何処にだって愛に征くんだ」ですね。
愛の旅路なんていうと演歌っぽいですが「愛に征く」はアニソンぽい(笑)
行くではなく征く=旅ゆく、つまり「遠征」の話、
そして「愛に」というヲタクが持つ「推しへの果てなき愛情」の物語でした。
各章のそれぞれのヲタクの「愛のかたち」に触れてツアーとイヴェを一緒に楽しみました!
まず、読み始めるとその熱量に圧倒されます(^-^)🍑
しかし、文章表現力が優れているので自分には興味の無いジャンルであっても読み進む事が出来ます🐦️
「推し」と呼ばれるアニソンアイドル。私はアニメは観ますがアニソンを歌う人達の事はあまり知りませんでした。しかし、アニソンにも素晴らしい楽曲があるのは知っています🌷
私は今は殆どテレビは観ていませんので、紅白でも知らないグループばかりで歌っている曲も同じ歌のように聴こえました🌳それならアニソンの方が良い曲がある、と言う事も理解出来ますし、何より自分が好きなモノにここまで夢中になれる事を羨ましく思います(^-^)🐦️
ちなみに、最近観たアニメでは「シドニアの騎士」が良かったです。まぁ、原作には及びませんでしたが(^-^)🍎