夏の終わりに全てが終わって、夏の終わりにまた始まって。

個性が強すぎるキャラクターたちが、能力により通常ならあり得ない事態をハイテンションで転がして物語は展開する!!

と、一見テンションの高さで突き抜けるノリで構成されたごった煮のような作品のように見えて、
大きなサーガの一部であり、
“能力”というものが高度に設定されていて複雑で奥深い物語になっています。

しかしその複雑で奥深い物語はともすると理解するのに難解な部分であるとも言えるのですが、
強烈な個性のキャラクターたちのおかげでぶっ壊すような快感を得ながら楽しく読むことが出来ます。

あのときのリテイカー、そのタイトルの意味を知った先。
続く物語に大きな期待を抱くことになるでしょう。





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