概要
戦争なんてまっぴらごめん!?愛と血と慈悲と笑顔のハートフル物語!
神聖暦988年のルイ一世の即位から、アウクストラシアの『国王』として君臨し続けたエスベイ朝は、神聖暦1327年、ルイ四世の死によって男子の継承者を失い、王位は彼のいとこにあたるネウストリア公リュカによって襲われた。
リュカは1328年、リュカ一世として王都ヴィエンヌでの戴冠式を迎えたが、波乱が潜んでいた。
海を越えたアングリアの王、ギヨーム三世が母側(ルイ四世の姉セシル)の血統から、アウクストラシア王位継承を主張してきたのだ。
ギヨーム三世は自らの王位継承権への支持を得ようとアウクストラシアに布告を出し使者を派遣したものの、大陸の諸侯を説得しきれず(あるものは賛成し、あるものは反対し、あるものは無視した)王位をいったんはフイにした。
物語はこれら貴族……とは何の関係もない盗賊騎士から始まる。
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