概要
日常が変化する時は、いつも、雨の音がする。
pixivのコンテストに投稿させて頂いていたBLです。落選だったので、シェアさせて頂きます。
***
高校三年生の夏。ある雨の日。
親友に彼女が出来た。
その日、おれは自分の想いを知ると同時に、失恋した。
そんな想いに踏ん切りがつけられず、地元から遠く離れた大学を受験した。
入学式の日、“彼”と出会った。
“神城叶(かみしろかなえ)”。
就活サポート課の職員らしい。
「大桐秋夜(おおぎりしゅうや)です」
彼の簡単な自己紹介に、おれも倣う。
それが出会い。
それから、何故か彼はおれを気に入ったようで、何かにつけておれの後を着いてきた。気安く、口説く。
「……………カミシロさん、おれのストーカーなんですか?」
「あれ?バレちゃった?」
そんな風に、何でもないことのように笑う。
貴
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高校三年生の夏。ある雨の日。
親友に彼女が出来た。
その日、おれは自分の想いを知ると同時に、失恋した。
そんな想いに踏ん切りがつけられず、地元から遠く離れた大学を受験した。
入学式の日、“彼”と出会った。
“神城叶(かみしろかなえ)”。
就活サポート課の職員らしい。
「大桐秋夜(おおぎりしゅうや)です」
彼の簡単な自己紹介に、おれも倣う。
それが出会い。
それから、何故か彼はおれを気に入ったようで、何かにつけておれの後を着いてきた。気安く、口説く。
「……………カミシロさん、おれのストーカーなんですか?」
「あれ?バレちゃった?」
そんな風に、何でもないことのように笑う。
貴
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