仲間達と作るゲームが、まだ知らないワクワクを教えてくれた。

小説を書くのが趣味の女の子、明日果は、ある日同じ小学校の同級生でイケメンのパーフェクト男子、理輝くんから呼び出されます。
これはもしや、恋の始まり? と思いきや、理輝くんは明日果に、自分の作るゲームのシナリオライターになってほしいと言ってきます。実は理輝くん、ゲームクリエイターになるのが夢で、今もそれに向かってゲームを作っていたのです。

恋愛的な告白でないのは残念。だけど、自分の書いた文書に惹かれてこんなことをお願いされるなんて、とっても嬉しいことではありませんか?
そして、ゲーム作りに必要なのは、理輝くんのプログラムや、明日果のシナリオだけではありません。シナリオに絵がついたら。さらにはそれに声がついたら。お話の世界が、そしてゲームとしての面白さが、ますます広がっていくことでしょう。
必要な技術はどれもバラバラ。だけど違う特技を持ったみんながそれぞれ協力して、一つの目標に向かって進んでいく。なんだか、RPGのパーティーのよう。仲間が増えるたび、完成に一歩近づくたび、どんどんワクワクしていきます。

ゲーム作りという目的のために集まったパーティーは、見事最高のエンディングを迎えることができるのでしょうか。

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