第6話
拓人は生き残るために取り敢えず、この森に住むことにした
『そうと決まればまずは、家だよな!ここは木がいっぱいあるから、家は作れそうだな』
ザっ、ザっザっ
『ここら辺の、木でいいかな、よし』
ブヮッ!
拓人は剣を木に叩きつけ、数十本切り倒してから戻って早速作業を始めた
シュッ!シュッ!
『ナイフとかないし剣って言っても確かに頑丈だけど木と木だから、切りずらいなぁ』
文句を言いつつも作業を続け、3時間かけ加工を終えた
『よし!この4本を柱にしてあとは床にしくだろ屋根とかは葉っぱだよな!重要なところ以外は壁も草とかで覆うかそれから...』
『出来た!4人も入れはしないけど俺が住むには丁度いい広さだな。とりあえずやる事は終えたし、、、あ、もう暗くなりそうだなそろそろ飯を探しに行くか』
こうして拓人はこの森で生活を始めた...
生活を始めて1年が経過した
『おりゃ!』
ブシュッ!
ギュッ!(鳴き声
『今日はいつもより大量だな、あれからどうだろうなもう1年くらいは経ったのかな?特に何がある訳でもないが、今の今までは生きてこれたな!』
そう言うと拓人は家に戻った
ドサッ!
『フゥー、今日はうさぎが5匹でイノシシが2匹か、大量だ!...(あの日から、1年経って少し分かったことがあるまず、この森はあまり脅威になる魔獣はいなかった色々と探し回ったが、新しく見つけたのはイノシシのような魔獣だった。その他は野菜とかが沢山あったから種などを持ち帰り、今では栽培もしている。家だけだった頃に比べ火を起こせるようにもなったし、ベンチやらベッドやら色々と作って快適な環境に今ではなっているこのまま老衰してもいいかもな、ハハ!冗談だがなそれから少し筋肉が付いたのか体が軽くなったし力も前よりも強くなった気がする。それともう1つ、装備についてだ、色々と錬金をしてきて分かったことがあったそれはこの装備達には耐久性が無いという事だ、ガベンの時にも気がついていたが錬金をしてきて確信した、俺の見立てだと俺はまず初期装備で転移してきたんだがこの装備の初期という所に着目したんだゲーム内では初期装備は初期のため絶対に、離れたり壊れたりすることは無い。
そして、この世界に来てもその能力が引き継がれたと考えた、つまりはこの装備たちは無限に強化することが可能であり絶対に壊れる事はないという事だ!これを上手く使えば俺は最強になれるかもしれない)』
と、拓人はしばらく立ちながら考えていたが自分の装備を見て椅子に座った
開示!
『こいつも見た目が少し変わったなパッシブスキルも増えた。まあ、沢山素材を錬金してきたからな当たり前か』
木の剣 力1203 体300
P(パッシブ)スキル 裂傷・密度圧縮硬化
『1年前に比べれば圧倒的に強くなった、見た目も牙の所をもう少しスマートにしたしな。pスキルに密度圧縮硬化が付いてくれたおかげで、今までは耐久性はないからこわれはしないが刃こぼれはしていたが、刃こぼれすらしなくなって木も魔獣もスパッーと切れるようになったそれから、他の防具は』
木の盾 体121
皮の防具上 体143
皮の防具下 体135
皮の靴 足211
『防具の方は、剣ばっかりに強化を入れてたせいかあまり強化はされてないけどこの森の中では十分なくらいに強くなってる。それと、普段から走ったり早く動くことが多かったおかげか、スキルで加速を気がついたら入手していたがこれも、かなり使えるスキルだな。1度使うと次の発動までに10秒くらいかかるけど自分の体全体、自分が触れているもの触れてすぐに離したものを含めそれらの一部を2秒、2倍の速さにすることが出来る能力だ。これのおかげで森の中を素早く移動できるし狩りも楽になったな』
座っているとお腹が鳴った
グゥ〜
『よし飯にするか!』
そう言うと拓人は、魔獣や野菜を捌き始めた...
『頂きます!』
あむっ
もぐもぐ
ゴクッ!
『美味かったーご馳走様でした。やっぱり火通すだけでめちゃくちゃ美味しくなるな』
カチャ!(皿等を運ぶ
拓人は、片付けを終えるとベッドで横になった
『ああ、日本、と言うかホントの家に帰りてぇーな。まあ、高望みはせずに今の暮らしが取り敢えず続けば今のところはいいなぁでも、いつかは帰りてぇなぁ』
拓人はそうつぶやくと静かに目を閉じた
異世界転移〜ゲームの初期装備は最強だった〜 Velza @nagaky
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