第5話
『う、うーん。』
『ああ、朝か』
拓人は寝ぼけながら立ち上がった
『ここら辺は魔獣が出るんだっけな、まあ進むしかないんだろうけどな』
パン!
拓人は自分の頬を強く叩いた
『よし!目も覚めたし行くか!』
ざっざっざっ
『ここら辺は砂が多いいな、空気も乾燥してるし暑いな。』
しばらく歩いていると、木々がだんだんと増えていきよく分からない森に着いた
『なんか変だな、ここを境に草木がおい茂ってるな。まあ、俺には関係ないなどの道今の状況じゃ死ぬ位しかないからな』
辺りを見渡しながら、進んでいると少し開けた所に出た
『おお!ここら辺休むのに良いな森に入ってからは暑くないしさっきから歩きっぱなしだったから少し休むか』
スっ
拓斗は、近くの木に腰をかけて休んだ
グゥー
『そう言えば、ずっと歩いてたけど何にも口にしてなかったなあぁ、お腹すいたなここ森だし何かいるかな』
お腹がすいた拓人は、静かに立ち上がり草の中や辺りを探し回った
ガサガサ
『邪魔だなこの草、にしても何にもいねーのかここには。うん?おっ!いるじゃん!なんだろうなあれはうさぎ、、か?にしては少しでかいような気も』
そこには、ドリルの様な角を頭だけではなく手足にも生やしたうさぎのような魔獣がいた
『あれは、ドリルかぁ?もしかして魔獣?魔獣って食えるのか?いいやそんな事とりあえず捕まえなきゃ話にならねーな』
ザッ!
『くらえ!』
拓人は木の剣を持ち勢いよく飛びかかった!
ギュ?
さっ!
『クソ!避けられたでも少しカスったか?これなら裂傷で』
スタッ!ゴォ!
魔獣は避けざまに反撃をして来た
『うぐ!痛 い危うく皮の防具に穴あくとこだったぜ』
ギュゴっ
魔獣は突然血を吐いて倒れてしまった
『ありゃ、これが裂傷なのか?すげー能力だ!これならある程度の敵なら何とかなりそうだな』
拓人は喜びに浸りながら魔獣の方に目を向けた
『あとは、こいつだな!とりあえず戻るか』
拓人は魔獣をつかみさっき腰をかけていた場所に戻った
『うーん、こいつをどうやって食うかだな。火もねーしなぁそう言えば馬刺しなんかは生だよな一応採れたてだしいけるか?ものは試しだからな』
拓人は、まず魔獣の皮を剥ぎ角を全て抜き取り内蔵なども全て抜き取った
『なんか血だらけで来たねーけど、内蔵とかも取ったしいけるか』
グニュ
グチャグチャ...
..
『はあー、美味いわけではないけど食えたな腹いっぱいだ。それとこの角どうしようか?もちろん素材だから錬金に使えるだろうが何に錬金するべきか』
満腹になった拓人は角を何処に使おうか悩んでいた
『んっ!錬金って素材ならなんでもいけるのか?ならこの骨とかもいけるかもな試しにやろう、とりあえず骨は皮の防具上に使うか』
そう言うと、拓人は皮の防具上を脱ぎ骨の隣に置いた
『それじゃあ、防具錬金!(よし!どんな感じがいいか、でも想像で作れるってことは別に元の見た目のままでもいいのか)』
『よし!出来た!こんな丸っこい骨が出てたりしたらダサいから元のままを想像したけどいけたな』
なんの変てつもない元のままの皮の防具上が出来た
『どれどれステータスっと、開示!』
『おおー!ちゃんと上がってるな』
皮の防具上 体13
『よし!たったの3だが骨でこれだけ上がるんだ!得したな、続いてこっちだな』
続けて拓人は、剣の錬金を行った
『よし!こっちもちゃんと錬金出来たな、牙の硬さの強化をイメージしたけどちゃんと硬くなってるなおりゃ!』
ブン!
拓人は試しに木の剣を木に叩きつけた
バキ!(木に刺さる
『やっぱり硬くなってる!いいぞ錬金術師ってのはたしいた事ないものだと思ってたけど以外に使えるな!想像だけでなんでもいける気がする!あ!それからステータス見なきゃな』
開示!
木の剣 力28 パッシブスキル裂傷
『よし!犬の時より劣るけどあんなに簡単に倒せた割には結構な成果だ!この調子でどんどん強化すれば生きていけるな。そうするとここってかなりいい場所なんじゃないか?うんそうだなとりあえずしばらくの間はここに住むことにしよう!』
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