第4話

傭兵B『こい!』


『うお!』


拓人は強く引っ張られ、何処かに連れていかれた


傭兵B『ここに入ってろ!』


傭兵はそう言うと、牢屋らしき所に拓人をぶち込んだ


ダン!


『痛ってー、何すんだ!騙しやがったなクソ!』


傭兵B『そこで大人しくしてろよ』


そう言うと傭兵は報告をしに行く為か、部屋から出て行った


『クソ!ここから逃げたい!』


カーン!


拓人は鉄格子を強めに叩いた


『痛ったいな、そりゃそうだよなー開けられるわけないか、、、』


しばらくすると、報告を終えた傭兵が戻ってきた


傭兵B『報告をして来たぞ、ところでここが何処だかわかるか?』


『(いや知らねーよ!でも、あまり相手がイラつく事は言わない方がいいな何されるかわかんねーし)ど、何処なんですか?』


傭兵B『ここはだな、俺の家の地下だ』


『家の地下!』


傭兵B『そうだ、でだ なんでこんな所に連れてきたと思う?』


『一時的な保管とかでしょうか?』


傭兵B『違う違う!ちなみにだが報告ではお前は暴れた為に斬ったが王国外に逃げれれたと報告した。俺は今までもお前みたいに引っかかった奴らは全員殺さずに逃がしている。無駄な殺しはしたくないからな、それに俺の仕事の糧となってくれた感謝も込めてな。お前も逃げたいか?』


『はい逃げられるなら』


傭兵B『分かった、では今日の夜にお前を裏道から出してやる感謝しろ』


『(何が感謝だ!ぶち殺すぞ!)』


傭兵B『まあ、何かする事もないだろうがなんかして寝てろ、、、あとそうだの所持品は今返してやるよほら』


バサッ


傭兵は装備一式を投げ渡した


『(投げんなよなクソ野郎)ありがとうございます』


結局拓人は何もせずに夜を迎えた


傭兵B『お待ちかねの夜が来たぞ!起きろ!』


ベシ!


傭兵は寝ている拓人の頬を軽く叩いた


『う〜ん、あ。はい』


傭兵B『ほら立て!』


スタ、スタ、スタ


傭兵の家を出てしばらく歩くいていた


傭兵B『ここからまっすぐ行けばここから出れるから、絶対に戻ってくるとかすんなよ』


スタ、スタ、スタ


拓人は歩き出した


傭兵B『あ!あと言い忘れていたがここから出たら、魔獣とか居るかもしれないが頑張れよ〜』


『えっ?(嘘だろ!)』


ス タ、ス タ


足取りは遅くなり絶望を感じつつも拓人は進んで行った


『ここが出口か、結構長かったなでもやっと解放されたほんとにここに来てから災難ばっかだ、でもここから出たら魔獣とかいるんだろ?じゃあ朝まではここら辺で休むか』


拓人は、入口付近に腰をかけた


『そう言えば、装備とか確認はしたがもう一度見ておくか』


開示!


『ふむふむ、やっぱりステータスはさっき見てたのと変わらないなそういえばステータスとか装備には体って表記があるがこれはHPとかじゃなさそうだな装備にもあることから見るとこれは、防御力と見ても良さそうだそれから力これは攻撃力だな、足これは、、素早さかな?多分そうだろうな』


拓人はステータスを見終えると、木の剣に目がいった


『うん?あっ、そういえばこの剣って錬金させたんだっけな何が変わったりしたのかな?まあ、見てみよう開示!』


『木の剣、名前は変わってないみたいだな能力値はおお!力が20になってる!ただ、少し重くなったか?まあ気にはならないな、それからなんだ?パッシブスキル裂傷?牙でえぐったりして出来た傷から血液を継続的に流出させ継続ダメージを与えるだって!これは使える!すげー』


喜んでいた拓人だか、さっき十分に寝てないせいか眠気に襲われた


『う ん?そう言えば良く寝れては無かった

な』


太陽が出て、気がつけば朝になっていた

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